たけのこの煮物と山椒味噌で春のおかず作り
たけのこをあちらこちらからいただいたのでとご近所の方が、米ぬかも袋に入れて、もってきて下さった。
早速、大鍋で米ぬかと唐辛子5本くらいいれて、30分くらい柔らかくなるまでたきました。さめるまでそのまま置いといて、皮をむきます。皮をむくとずいぶんと小さくなりますが、「春がきたな」というかんじです。
たけのこの煮物
昔、今とは違うところに住んでいた時、まだ私が小学校のころです。ご近所のおばあちゃんのたいたタケノコの煮物がとてもおいしくて、タケノコをみると思い出します。
なんでもその方は、長年、料理屋さんでお仕事をされていたらしくて、家庭の煮物の味付けでは、出せない味なのです。今でもやはり、あの味はすごいなと思います。
聞いたところによるとカツオで出しをとるというのだけ覚えていますが子供だったので、それいじょうのことは、わかりません。
でもポイントは、上等のだしをとったもので、煮るということなのかなと思います。私は、必ずイリコをいれて、たけのこを炊きます。
薄味のほんのりとやさしいタケノコの煮物に「春がきたな」と思います。
車で走っていると時々タケノコをほって、持って帰っておられる情景が今の時期だけみえます。母親のところに持っていったら、母はワカメと一緒に炊いていました。タケノコは、いろいろな料理に変身できるので、便利です。
若いときは、胃にこたえるので、あまり食べなかったのですが、好みがだんだんと変わるのか最近は、食べます。
タケノコを炊きすぎたら
炊いたタケノコは、すでに下味がついているので、天ぷらにします。普通に天ぷらにしても良いし、粉の中に山椒の葉をすこしまぜると良い香りがします。
庭の山椒を使っての料理
山椒の葉塩
山椒がそろそろ庭になっているので、硬い軸のところをとって、小さな瓶にいれて、その上に塩をいれます。
焼き魚のふったり、天ぷらにかけても良い香りです。
山椒味噌
母の様子を見に行って
ついでに山椒をつんできました。今から、山椒味噌をつくるところです。
山椒のよい香り春がきてくれていいな🥰 pic.twitter.com/bkwFbqHC7q
— 南町みき子 (@minamimatimiki5) April 19, 2019
毎年作る山椒味噌です。このときには、大きなすり鉢が活躍します。硬い軸を取り除いて、ゴリゴリとすり鉢ですります。とてもいい香りがします。
そして、日本酒とお砂糖をいれて、すってそのあとに白味噌(中味噌でもよい)をいれてすり、鍋にうつしぷつぷつとなったら、出来上がりです。
焦がさないように、まぜてください。煮物のうえにもきゅうりや野菜にかけたり、豆腐のうえにものせたり、とてもおいしいです。木の芽和えやぬたをあえるときもつかえますよ。
まとめ
タケノコと山椒があったので、いろいろと作りました。春がきたなと楽しくなります。毎年の季節になるとでてくるものは、なぜか見るとホッとします。
追記 H31年4月20日 今年の山椒味噌
今年は、白味噌がなかったので、中味噌で作りました。梅シロップを日本酒のかわりにつかいみりんと砂糖を加えました。この中味噌自体にもだし入りと書いてあったので、すこし味が例年より濃い感じになりました。